平成13年にスタートした人材養成コースの大きな特徴のひとつは、当研究センターと生物情報解析研究センターに在籍する研究員が講師となり、大量の生データが得られる実験プロジェクトが遂行されている現場で実践的・応用的な教育を行っていることです。
また、養成期間終了後の次のステップとして学術分野へだけでなく民間企業での研究リーダーとして活躍できるような人材を育成することも、この事業の目的のひとつです。従って本コースは、単なる受講のみでは身につけることが難しいとされるプロジェクトにおける実践的な問題解決能力や応用力を日々の研究活動を通じ、習得することを特に重視してます。
さらに、他分野からの転向希望者や、海外からの流用による人材育成に特に重点をおいていることが、もうひとつの大きな特徴として挙げられます。バイオインフォマティクスは、総合的・学際的な学問であり、生命科学と情報科学の両方の知識とその習得には、優れたカリキュラムと長い年月が必要です。本コースを通じて他分野からの転向者の中から隠れた優秀な人材を発掘し、当分野における円滑な人材の流動性をもたらすことが可能となりつつあります。
今後も本コースの内容をさらに充実させるために努力する所存です。本コースを通じ、わが国のバイオインフォマティクス分野において、次の世代を担う即戦力となる人材養成に寄与することを念願しております。 |