欧米では、1980年代後半から1990年代前半にかけて、実験生物学とは完全に独立したバイオインフォマティクス研究の集約拠点が確立され、研究者数が数百名という体制で多くのポスドクを雇用し、若い自由な発想で研究に従事させています。また、これらの研究拠点は強い産業界との連携を保っています。
しかし、日本のバイオインフォマティクス研究者の人口は、1990年代初期は世界レベルだったにもかかわらず、現在も横ばいのままです。
その理由のひとつは、インフォマティクス専門の集約拠点がなかったことで研究者の雇用機会が不足していることが挙げられます。生命情報科学研究センター設立の目的は、わが国における生命情報科学研究の中核となることであり、その一環として、様々な分野からの学際的な人材結集により、生命情報科学のブレークスルーを目指しています。本コースは、当センターの狙いを実現するための重要な役割を担っています。
|